おもしろ

BBQ師範カドテックの俺が焼く!!

とは『BBQに呼ばれるといつも焼き係の30代男性に活を入れる、社会派コラム』である——。

いつもBBQ大学のオシャレなアウトドア記事を楽しみにしている皆さん、私の事を覚えているだろうか?『BBQ大学公認BBQ師範 カドテック』です。

初めましての方も多いと思うので、私とBBQ大学の過酷な日々の数々は下記のバックナンバーを参照して頂きたい。

 

第1話 BBQ師範カドテックの俺が焼く!! 始動

第2話 BBQにおける紳士の身嗜みを心得よ!!

第3話 いざ焼かん!鎌倉へ!! 〜前編〜

第4話 いざ焼かん!鎌倉へ!! 〜後編〜

第5話 パエリアと毛利と心強さと

 

 

まずはこの日本に4~5人程しかいないであろう【俺が焼く!!】の記事を楽しみに待っていた読者諸兄に、1年もの間記事を更新できなかった事について深く謝辞を述べたい。

 

その理由は諸説あると言われているが、

頻繁に記事を更新するとバナーの絵面がおっさんだらけで汚いから、更新頻度を控えめにしろ

と社長の鶴の一声で決まったものの、その後関係者全員の頭からこの連載の事が奇麗サッパリ忘れ去られていたという事実が明らかとなった。関係者全員40代も目前に迫ると昨晩の夕飯のおかずすら思い出せない始末

 

 

おっさんというのは業の深い生き物である。

 

 

言い訳終わり。以下本文

 

 

〜2017年9月某日〜

 

私は昨年に引き続き悪の組織BBQ大学に拘束される日々が続いていた。この夏はみなとみらいにOPENした、

釜で焼きあげるピザが売りのカジュアルイタリアンレストラン【grill&see table AKITO】

に右も左もわからないまま放りこまれ、最大200名来店可能なビアガーデンを回すというミッションが課せられた。おっさんというのは熱帯魚並みに環境の変化に弱い生き物、日々押し付けられる圧により一夏で15kgもウェイトを落とした事は割愛させて頂く。

 

 

 

 

みなとみらいの夜景が楽しめるビアガーデンは、7~9月までの期間限定。10種類以上のワインバーとグリルプレートが大人気、毎週土曜日の生演奏によるLIVEも好評のうちに幕を閉じた。

 

 

そんな過酷な夏も今となっては良い思いでとなりかけていた初秋のとある晩…

 

 

Z『チース!カドさん!今日もサバゲーで銃乱射して腹減ったから友達と飯食いに来たわ。なんかうまいもん食わしてよ!奢りで!』

 

 

。。。相変わらず悪魔は音を立てずに忍びよるらしい。

 

 

Zの友人A氏。話してみるととても気の良い2児のお父さんなのだが、初対面のインパクトたるや持っていた食器がカタカタと音を立てた事は記憶に新しい。

 

 

 

Z『ごちそうさん!じゃあ明日も早朝から千葉でコレ※1だからそろそろ行くわー。……あ!そうそう、学長※2経由で【GO OUT CAMP】の仕事入ったけど、行きたい?』

 

え!?

 

え!?

 

ええ!!!???

 

 

 

 

 

GO OUT毎月読んでますよ!行きたい!行きます!行きますとも!!

 

 

Z『オッケー!じゃあ当日までに4人分のテントとタープとテーブルとイスと俺が快適に過ごせるキャンプグッズ一式と50人前の食材とそれに伴う調理に必要な全て用意しといてね。わかってると思うけど、逃げたらカドさんちにあるリモコンというリモコン全部捨てるから。よろしくー。』

 

 

 

。 。 。

 

 

 

……一年ぶりに不覚!!!!!!

 

 

 

 ※1 このポーズ。写真は世界的に有名なタクティカルトレーナーであるクリス・コスタ氏。

 

 

※2 みなさんご存知我がBBQ大学 学長:田中氏。下の画像が本来の姿に見えて仕方がない。

 

 

 

 

 

 

 

〜そんなこんなで当日〜

 

 

 

。。。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

雨。もの凄いしっとりしてる。

見渡す限り世界が白い。会場である『ふもとっぱらキャンプ場』、本来ならば目前に富士山が広がるキャンパー達にとってはおなじみのスポット、快晴の時にはこの景色である。

天候の荒れ方に何か呪術的なものを感じるのは、私の思い違いであって欲しいと願う。

 

 

画像はGO OUT  JAMBOREE2017のもの

 

 

 

 

Z『いやー、俺さ自他共に認める雨男なんだよね。アウトドアしようと出かけると大体雨か大雨。しかも今年は水難の相が出てるらしくってさ、だからカドさんちょっと富士山登って人柱になって来てよ。』

 

やっぱりお前か!!…一年ぶりの方もはじめましての方にも全ての読者諸兄に改めてお伝えしたい。この男は人として大事な何かが欠落している。私自身もすっかり忘れていたが毛利※3も含めBBQ大学編集部にはロクな人間がいない。

 
※3 BBQ大学編集部員。その軽薄さは時に油とり紙に例えられる程。 第5話 パエリアと毛利と心強さと

 

 

 

Z『とりあえず、本番は明日からだから今日は自分たちのベースキャンプさえ設営すれば大丈夫。学長達もケータリングスペースの設営してっから、雨が本降りになる前に馬車馬の様に設営して。』

 

 

なんとか小雨のうちにベースキャンプの設営も完了し、ささやかな宴が開かれる。

 

 

 

途中、オートキャンプサイトに車を入れるも後続の車に出口を完全に塞がれてしまったり、Zがテント用のペグを両手に持ち先端をこちらに向けて来たり、おつまみをそうそうに完食されたり等あったものの無事一息つけることとなる。

 

 

Z『じゃあアレ※4ちゃんともって来たでしょ?テーブルに並べて乾杯しよっか。』

 

 

※4  アレ。安全の為バッテリー及び弾を抜いて撮影しております。

 

 

 

何を隠そう私もこっちは大好物の人間。

 

月明かりのふもとっぱらでGUNをこっそりと眺め酒のつまみにするおっさん達。

会話の節々に『タクティコゥ!※5』と謎のワードを発しているベースキャンプは周りの方々からはさぞマッドマックスに映ったことだろう。こうしてタクティコゥな漢たちのタクティコゥな夜は更けていくのであった。

 
 
 
※5 ヤバい、凄い、イカしてる等を表現する際に用いられる。もちろん伝わるのは筆者の周り数名に限られる。

 

 

 

一年ぶりにも関わらず何も焼く事なく、そしてGO OUT CAMPらしさを何もお伝えできぬまま…

 

 

 

後編へ続く!!

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BBQ公認ライター

カドテック

冬の雪山から、夏のビーチサイドまでBBQのフィールドを求めさまよう流浪のBBQ野郎。生業のビデオエディターの傍ら、フードケータリングユニット「TOKYOmetabo」の活動も経験。現在、東京渋谷にて期間限定ダイニング「カドダイナー」をプロデュース。

都内主要CLUBやLIVE HOUSEを中心にケータリングや、都内フードフェスへの出店を行っている。